大西洋で日本人対決!マデイラ島でマリティモ対FCポルトを観戦してきた。

観戦レポ
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大西洋に浮かぶマデイラ島にはプロフットボールクラブが2つ。

前田大然選手所属のマリティモとCDナシオナル。

昨年までは、両チーム共1部だったが今シーズンCDナシオナルは降格。

残るマリティモには、なんと日本人選手が今季入団。

そして、島に強豪ポルトを迎えた日本人対決。

どんなスタジアムでどんな試合になるのか。

ワクワクしながら、観戦に行ってきました。


エスタディオ・ドス・バレイロス

マリティモのホームスタジアムは、フンシャルから歩いて行くことも可能。

マデイラ島は坂がすごく多く、スタジアム周辺も坂だらけ。

路線バスの駅が近くにあるので、1回2€で乗車しても良いかもれない。


驚いたことが1つ。なんとこのスタジアムは学校が併設という!

スタジアムが学校なんて、なんか憧れません?



陸上トラックはありません。球技専用スタジアムです。

ピッチとスタンドの間には、車が1台通れるか微妙なスペースがあります。

それでもかなりピッチの距離は近いです。

座席はオールフリー

マリティモのスタジアムは完全自由席です。

今回はポルトがやってきた!ということもありスタジアムは大入りでした。

しかし、普段はそうではないので試合前に行っても好きな座席に座れると思います。

チケットは当日でもOK

チケット価格は、ゴール裏20€,バックスタンド40€,メインスタンドは記載なし。

ボックスシート80€ということでした。

チケットの受け取りは、郵送になるので現地受け取りになると思います。

試合当日にスタジアムストアで引き換えしてもらいましょう。

インターネットでチケットを購入しようと思うとポルトガル語のページのみ。

チケットオフィスならば英語が通じたりするので、困りそうな方はオフィスに行った方がいいかもしれません。



食事はスタジアムに行く前に。

このスタジアムの周りに売店はあるものの軽食程度です。

ナイトゲームの場合、もしかしたお店がしまっているかもしれないので…

試合前にフンシャル市内で食事は済ませちゃいましょう。

スタジアム前で売られているサンドイッチみたいなもの。2.5€だったかな…

ガーリックの匂いが爆発的にきついですよ〜。笑

スタジアム・ストアに突撃!

マリティモグッズは、フンシャル市内とスタジアムで購入可能。

Tシャツが8€、20€などなどなんかユニフォーム意外は安かったです。

グッズ自体はスモールクラブなので少なめ。



8€のTシャツ

マリティモ仕様のシャツ

DAIZENを入れようと思ったら、Aがないと言われ街中にある2店舗目へ。

そうすると今日はやらないから明日来いという謎なる嫌がらせ。

結局ネームは入れずじまい。いい島だっただけに唯一の残念なこと。


スタジアムに入場!

私は、40€払ってバックスタンドでの観戦を選びました。

このスタジアムは、結構階段登らないといけません。スタジアムでの観客は大体

5列目より後ろに着席するので前の方は直前に行っても座れます。


スタンドの様子

前田大然選手が前半はバックスタンド側でプレーしていたため

観客からは、DAIZEN!と結構叫ばれていました。

スタジアムの雰囲気はさすが対ポルト。

そのポルトに勝ちそうだったわけですから、かなり雰囲気はよかったです。

やっぱりポルトは大人気

バックスタンドを渡すとちらほら青いユニフォームが見えました。

ポルトのユニフォームですね。やはりポルトガル で2番目に人気のチームだけあって、島にポルトが来る!そうなったら見に行かないという選択肢はない模様。

ゴール裏の一角だけにいるものの、まるでホームのようなスーパードラゴンズ


前田選手はスタメン。中島選手はベンチ

前田選手は、ここ最近スタメンが基本、中島選手はベンチからが多いようです。

試合前のアップを見ていて思いましたが、

中島選手はちょっとポルトに馴染めてないような印象を受けました。

周りの選手と会話している様子もなく、試合中もペペに指示されるのみ。

チームも苦しく、中島選手も苦しいのかなという印象です。


一方の前田選手は、コミュニケーションには問題なさそうでした。

さすが、関西人!という感じでしょうか。笑



試合は、ポルトペースもマリティモが優勢

試合後、ポルトは強かったとどの選手も口を揃えて言っていたらしい

マリティモの選手。

前半にマリティモが先制して以降、ポルトも攻撃をするものの…

本当にポルト?と思うようなつまらなさがありました。

オリベル・トーレスの移籍ってこんなに大きかったんですね。

結果は、1-1のドロー

GKのミスでポルトが追いつきそのまま試合は終了。

スタンドでは座っていられないマリティモサポ続出で

追いつかれるまで、叫びまくってる人だらけ。

ポルトからの勝ち点をとるだけでもすごいことなんだ。

そう思わされる、スタンドの反応でした。

結果、勝ち点1に終わりましたがスタンドからは拍手喝采。

いいゲームが見れたと思えましたね。

試合後は徒歩でフンシャルまで

ユーラシア大陸のチームと違って、マデイラには電車はありません。

そのため移動手段がバスかタクシーのみです。

また、スタジアム周辺は1本道なのでタクシーが駐車できるような場所も少なく

徒歩で20分くらいかけて市街に帰るのが一番。

帰りはくだりなので問題なし!

治安に関して

マデイラ島の75%は隠居者か観光客。

ということもあって日本並みに治安がいいです。

外国にいることを忘れるくらいいい場所です。

ただし、日本ではないことを忘れないこと。

安全で心地よい島なので、バカンスに最適です。


マデイラに関する記事は👇


マリティモ観戦の感想

マリティモのスタジアムは1万人程度収容できるスタジアムなので

ピッチまでどの座席から見ても遠くないから良し。

今回の発見は、マリティモには応援団的なのはない。

プレミアリーグみたいな感覚で、誰かが歌い出したみんな歌う

そのような感じの応援でした。ポルトの応援が圧倒していたが…笑

問題は、今回もタバコ。とにかくニオイがキツすぎる。

喉鼻やられるレベルなので、喫煙者がいるかいないかフリーシートならば

チェックして、着席するようにしようとこれから思いました。

やっぱりな〜

今回ポルトから歴史的勝利を勝ち取る寸前まで行ったので、勝ちが見たかった…

非常にいい島で見るフットボールは楽しかったです。

2度目のマリティモ、普通にありですね!


最後に

私がポルトガル ・リスボン在住ということで選手インタビューのお手伝いをさせていただきました。

今回、フリーで活躍されている元川悦子様が前田大然選手のインタビューを実施するということで急遽お声がけいただくことができました。

大変貴重な機会を頂いたこと感謝しております。

取り扱う内容が、客目線かライター目線かで大きく異なりますが、非常に勉強になりました。

前田選手のインタビュー記事のリンクはこちらです。↓オススメ!


前田大然選手インタビュー(外部リンク)

コメント

  1. Timho36 より:

    初めまして。

    これまたレアどころで観戦しましたね。

    僕も先日、ブダペストのグルパマアレーナでEuropa Leagueのグループステージの試合を観戦しました。

    ハンガリーの強豪Ferencváros TCのホームゲームで対戦相手は本田圭佑選手が長く所属した事で有名になったロシアのCSKAモスクワでした。(現在は西村選手が所属していますが、このハンガリー遠征には帯同していなかった模様です。)

    一応、チケット購入方法を載せておきます。

    まず、イングランドのプレミア所属クラブ同様にファンカードと呼ばれる会員証を入手する必要がありますが、これが曲者で、基本的にハンガリー国籍を有していない方々は事前に手に入れる事ができません。従って、我々の場合は現地に着いてからグルパマアレーナのチケットオフィスで手に入れる事となります。(これがないと、Ferencvárosホームゲームのチケットは基本的に購入不可です。)

    手続きは至って簡単で、申込書に必要事項を記入し、パスポートを渡して代金を支払い、(1000ハンガリーフォリント/約380円)両手の指紋登録まで済んだら手続き完了です。

    その後すぐにファンカードが発行されるので、それを受け取ったら、チケット購入が可能となります。(窓口、HP共に)

    チケットを購入すると、座席番号が記載された紙チケットを領収書代わりに頂けますが、すでにファンカードの中にデータがインプットされているので、入場の際はカードのみ持参で大丈夫です。(座席位置は事前にメモっておくと良いでしょう。)

    そして、このカードはスタジアムへ入場する際以外にも、スタジアム内で飲食物やグッズを購入する場合の唯一の決済手段ともなっています。お金のトップアップはチケットオフィスで行えます。(スタジアム内での現金のやり取りは一切できません。)

    前後しましたが、スタジアムへの入場は決められたゲート(紙チケットに記載してある)のみからで、ファンカードをリーダーにかざした後、両手の指紋認証を経て、本人と認証されるとゲートが開く仕組みです。

    従って、ファンカード所有者本人しかスタジアム内へは立ち入れないということです。

    最後にチケットの値段ですが、ハンガリーではヨーロッパリーグは最も高い価格帯となっており、最低5000フォリントからですが、この価格帯はホームサポーターゴール裏席となっており、ハンガリー国籍の方にしか基本的には売りませんので、我々が買えるのはそのつぎに安い6900フォリントからとなります。(反対側のゴール裏席), 9200フォリント(ゴール裏とメインスタンドとの間にある少し斜めがかっている席), 11800フォリント(メインスタンドのややゴール裏寄り), 13800フォリント(メインスタンド中央部→一番観やすく、この席から埋まっています。)

    今回は11800フォリントのメインスタンド席で観戦しましたが、ここでも全然試合の全体内容は掴めますので、おすすめではありますが。 

    試合は結局0-0のスコアレスでした。

    このクラブのチケットは基本的にはバルサ等西欧の超有名クラブが来ない限りは当日でも楽に買えますので、ファンカードの作成は試合当日でも大丈夫かと思います。(ただし、会費は1500フォリントになってしまいますが。)

    ハンガリーでのサッカー観戦情報はほとんどないに等しいので、敢えてあげさせて頂きました。

    参考にして頂ければと思います。
    (1フォリント=0.38円)

    • ディエゴ より:

      コメントありがとうございます。

      ご参考にさせていただきます。
      ご丁寧に解説いただき感謝しています。

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