某選手のバルセロナへの移籍に対して、相当お怒りなアトレティコ。
今回は、その選手が、ワンダに凱旋するということで絶対に熱くなるだろう
そう思い、ワンダへいってまいりました。
ワンダ・メトロポリターノ
2017年よりアトレティコ・マドリードの本拠地として使用されているエスタディオ・メトロポリターノ。
以前のビセンテカルデロンに比べ、マドリードの中心部からは少し離れたところに位置しています。
バラハス空港からワンダは見えるくらい、ポツンとしたところに位置。
1994年に開場し、陸上競技場として利用されていたスタジアムを改修。
そのため、スタジアムの傾斜角は緩くサッカースタジアムとは少し違う構造となっています。
ワンダ・メトロポリターノのアクセス方法
スタジアムの最寄駅は、「Estadio Metroplitano」
メトロ7番線の終着駅にあります。(一部列車はその先へ行く)
おそらくこのサイトをみていただいている方は旅行だと思うので…
チケットは、1日券を8.4€で購入しましょう。Aゾーン乗り放題です。
切符は、券売機で購入できます。
マドリードの地下鉄は、東京都同じくICカードで乗ります。
観光地から行こうと思うと結構7番線は乗りづらい。
このカードを持っていないとメトロに乗れず、罰金も食らうのでちゃんとチケットは購入しましょう。(むしろ、ないと入れない)
アトレティコ対バルセロナを観戦
この日のマドリードは最悪のお天気…。
朝こそ小雨でしたが、結構な土砂降りの1日でした。
試合は21時キックオフ。やはりビッグゲームはナイトマッチに限る!
寒いマドリードで、アトレティコ対バルセロナのビッグマッチを観戦してきました!
19時45分ゲート開門!
この試合の開門時間はキックオフ1時間15分前。
チケットは、スマホに入ってるEチケットを提示。画面提示をすれば済むので楽ですね。(むしろ、印刷したことがない)
雨が降っており、周りに時間を潰せる施設もないことから開門後すぐに入場しました。
スタジアム内のコーンコースでもあまり食べるものはないのでご注意ください。
一番おすすめは、ホットドックかな…?
飲み物はちょっと高いので、外で買うべし。
路面店で購入すると2€でペットボトルの飲み物は購入できます。
ゴール裏でも見やすかったワンダの座席
ワンダメトロポリターノは、全体的に屋根がかかっているので雨に濡れないはず
しかし私の席は前方過ぎたため、風が吹けば雨に当たるという外れ席。
ただし、選手のプレーが間近で見れるのはものすごく当たり。
カッパを持っていって正解でした。
バルサのアップが超近かった。
過去3試合アウェーでバルサを観戦しましたが、一番近かったかも。
翌日にバロンドールを受賞するメッシもこの距離で見ることができました。
怒号飛び交う。アントワーヌ・グリーズマン
この日は、アトレティにとって憎悪の対象が約1名。
そう、この夏バルセロナに移籍した元エース アントワーヌ・グリーズマン。
出てきた瞬間から、聞いたこともないような大きさのブーイング。
熱さと過激さを履き違えたゴール裏にはガッカリだ。
ワンダ、"Querías tener un nombre y se te olvidó ser hombreお前は名前(ノンブレ)を求めて、男(オンブレ)であることを捨て去った"の横断幕とともに「グリーズマン死ね」のチャント。多分、処されちゃうね。
— 江間 慎一郎 (@ema1108madrid) December 1, 2019
グリーズマンのコールの時、今までに聞いたことのないようなブーイングを感じた。まさに怒号。この試合でゴールを決めていたらどうなったのだろう。
小さい子から年配者まで、罵声を浴びせ続ける場所がワンダなのか。
カルデロンならば、どうなっていたのだろう。ふとそう思った。
試合を決めるのはやっぱりあの選手
試合を決定づけたのは、86分やはりメッシであった。
完璧なカウンターでの一撃。これにはワンダも静まり返る。
前半は、アトレティコペースだっただけにアトレティも沈黙。
堅い試合かと思ったが、単純にテア・シュテーゲンの奮闘が理由だった。
個人的に、大エースが最後に全力で戻るとこを見れたのがなんか嬉しかった。
メッシのゴールを守り切りバルサが勝利、敵地でメッシは初ゴールとなった。
試合後のアトレティの退散速度は無茶苦茶早かった。
今回はどうなった?プレート汚しパフォーマンス
クルトワの時に始まった、プレート汚しパフォーマンス。
今回のグリーズマンの一見でももちろん実施されるだろうと思っていましたが…
まあ、案の定開催。今後も続くパフォーマンスなんでしょう。
普通の綺麗なプレートがこちら
さて、グリーズマンはどうなっているのでしょう。
裏切り者だと思われるとこれくらい汚れていってしまうものなのですね。
皆さんはこんなことしないように。
ワンダ・メトロポリターノにいってみて
確実に、アトレティの熱は高いだろうと思っていった今回のワンダ。
やはり、グリーズマンの一件を巡って何か物々しい雰囲気がありました。
ここまで大きなブーイングを聞いたこともなく、ちょとソワソワしましたね。
そして座席に関しては、やはり1階じゃないと遠い。
この試合前にスタジアムツアーにも参加していたのですが、元々がフットボールスタジアムではないので傾斜角がメスタージャなどに比べて緩め。
サッカー熱が籠るスタジアム構造になっていないのでここは1階で見るべきかなと。
今回は、チケットの最低価格が90€程度とかなり高め。
そのため、躊躇しましたが1階の座席を確保して良かったと思います。
ワンダに行くなら1階がお勧めです。
アトレティコ観戦にかかった費用
- チケット代:140€
- メトロ1日券:8.4€
- その他:20€
- 宿泊費:32€
- 合計:200.4€
航空券代を合わせると毎回3万くらいかかってしまう遠征。
チケット代をいかに安く抑えるかが鍵となってきました。
ダイナミックプライシングが本当に辛いところ。
ただし、ゴール裏を躊躇なく選べるようになってきたので
結構安価でサッカーが楽しめるようになってきたのではないかと感じております。
普段のアトレティコならばもっと安く観戦できるので、200€あれば余裕でマドリードを楽しめると思います。
この記事が皆さんの楽しい旅行のお力になれればと思います。
ご一読いただきありがとうございました。