セビージャの紹介と今回のダービーがスペイン1熱いことについて
イスラム文化とキリスト文化が融合するアンダルシア州。
この州の一番大きく栄えている街こそ、闘牛やフラメンコが有名なスペインを代表する観光都市セビージャ。
地中海性気候の温暖な訊こうと宗教の融合地のセビージャに一度は行ってみたい
そう思っている方も多いのではないだろうか。
私は、セビージャといえば熱狂的なフットボールの街と言う印象がある。
日本からセビージャというと、ものすごく遠いと感じる。
しかしリスボンからは、バスで6時間のため今回早速バスを予約。
そして、念願のエル・グランダービー観戦の機会を得ることができた。
エル・グランダービー観戦に行った理由
今回は、宿無し弾丸セビージャ旅行を選択。
夜8時キックオフの試合観戦で翌日早朝に移動する場合は、空港にWIFIと充電があるため宿は取らないことが多い。
寝坊の心配もないですから…笑
アンフィールドでのマンチェスターシティ戦やデア・クラシカーという
他にもビッグマッチがあったにも関わらずエル・グランダービーを選択した理由
それは、「熱さ」を求めたからである。
スペインで一番熱く、街を2分するダービーとは一体どんなものなのか
実際にその体験をしたいと思ったのだ。
サッカーとセビージャについて
セビージャの街には、大きなサッカークラブが2つある。
赤を基調とした「セビージャFC」と緑を基調とした「レアル・ベティス」
富裕層に人気なのがセビージャFC、労働者層に人気なのがベティス。
富裕層対労働者層の対決がエル・グランダービーなのである。
市街地に本拠地を構えるセビージャ、少しはずれにあるベティス
両スタジアムの距離はわずか3km程度。
これほど近いからこそ、ダービーへの熱が高いのだろうか。
エル・グランダービーを観戦
日本では「セビージャ・ダービー」として親しまれている
エル・グランダービー。情熱のダービーと伝えられることも多い。
今回の会場は、レアルベティスの本拠地
ベニート・ビジャマリンで迎えるダービーマッチ。
「ダービーは特別だ!」
15位と低迷するベティスがホームに例年通り5位と順調なセビージャを迎えるダービー。ベティスの奮起に期待したい!そう私は思い、スタジアムへ。
トラブル発生!ベティスのチケットが買えない?
海外ではクレジットカードが弾かれるというのはよく聞く話だが…
回避方法も熟知しており、今まで弾かれることはほぼなかった。
しかし今回、ネットでチケットを買おうとするとVisa,Masterと全部アウト。
チケットオフィスに当日向かうしかなく、スタジアム内のオフィスへ!
驚いたことに…
現地でもクレジットカードは、アウト!
ネットで使えないことはちょくちょくあるのですが、現地で使えないのは驚き。
一体どういうこっちゃいと思いつつ、現金で購入。
日本のクレジットカード自体ダメだったみたい。
そして、無事にチケットを購入。
この座席、購入して気付きましたがバックスタンド中央の7列目。
当日券でここまでいい席がゲットできるのは、驚きでした。
試合前から大騒ぎ!発煙筒は煙たいぞ
まず、このダービーがどれだけのものか。
それがわかる1枚をお見せいたします。
全部警官。騎馬隊ももちろん。CL開催時のスタジアムより多いかった。
ベティコは、試合前から大騒ぎ。酒だ!酒だ!酒だ!という感じで
通りには人だらけ。若者からおじいさんまでみんな騒いでいました。
メインスタンド側にこの通りはあります。
行ってみるとわかりますが、10歩歩けば「タカシ」と言われます。笑
ベティコとは仲良くなれそうだ〜。
発煙筒がたかれていましたが、無茶苦茶煙たいです。
呼吸が苦しくなるくらい発煙筒がたかれていたので、マスク必須。
近くで爆竹もなっていたので、結構物々しい雰囲気でしたよ。
ベニート・ビジャマリンのスタンドへ
ベティスカラーの綺麗なグリーンのピッチ、そしてスタンド。
ピッチとスタンドに少しだけ隙間がありますが、この程度なら十分。
スタンドの傾斜があまりない分、反対サイドは少しみづらいかも。
1929年開場のスタジアムだけあって、歴史をすごく感じます。
座席番号の振り方が特殊
画像では少しわかりにくいですが…
35,37,39と偶数を飛ばしているのです。
では偶数はどこいったんじゃーい!という話ですが、偶数列は通路を挟んで右側にあります。
これはスペインではよくある話で、奇数と偶数はブロックが異なります。
覚えておくと座席を探すのが比較的楽になります。
いよいよ!ダービーキックオフ
ダービーならではの特別な演出が…!
一方、セビジッタは発煙筒をモクモク。
ここにはかけない言葉を両サポーター叫び続ける。
これがダービーなのか…。!
近年ダービーマッチはお金稼ぎ優先で、熱さを失っています。
そんな中、まだこの熱さを保ってくれているエルグランダービーは素晴らしい。
セビージャの観光も堪能
夜行バスで朝6時にセビージャ到着。
キックオフまで14時間あったため、「カテドラル」と「アルカサル」
こちらに行ってきました。
カテドラル(セビージャ大聖堂)
世界で3番目に大きいと言われている大聖堂がここカテドラル。
この大聖堂が建設される前、ここはモスクだったと言われ
キリスト教の建物ながら、イスラム文化を感じる作り。
壮大だなぁ…という感想。
同じ敷地にあるヒラルダの塔からはセビージャの街を一望できる。
アルカサル
ここは、スペイン王室の宮殿の1つ。
とにかく敷地が広大で、公園もあれば、建物もたくさん。
イスラムとキリストの融合はムデハル様式というらしく
ここも融合をとっても感じる場所です。
みるものが多すぎて1日じっくりかけないと行けないくらいの広さ。
アルカサルは予約していかないと入場に時間がかかります。
9時半からオープンなのですが、入場までに1時間かかることも。
時間に余裕を持って行くべき場所。
ガスパッチョが名物?ということで食べました。
ここで、ベニートビジャマリンに行く時間がきたのでタイムアップ。
今回は、スペイン旅行の鬼門「日曜日」にセビージャに行ったため
満喫とまでは行かず、セビージャのバルなどを満喫できずに終了。
サンチェス・ピスファンに行く機会に次こそセビージャのバルを楽しもう。
レアル・ベティスのチケット購入方法
セビージャのチケット購入方法