マンチェスター・シティをより深くしてる一冊
マンチェスター・シティやペップに関して
これまでAll or Nothingや本で多く語られてきたと思う。
僕もそれらの作品は見たし、読みました。
今回紹介する本「ペップ・シティ スーパーチームの設計図」
この本は、今までのどれよりもマンチェスターシティというチームを知ることが出来ました。
もちろん、グアルディオラについてもです。
まるで、マンチェスターシティの一員になったかのように
CFAの中がイメージできるくらいでした。
この本をオススメする人
・マンチェスター・シティが好きな方
・ペップバルサが好きだった方
・アルテタのアーセナルに期待している方
サッカーファンなら誰が読んでも面白いんじゃないかなと思いますけどね。
この本で知ることが出来たマンチェスター・シティ
ペップ就任までの流れがこの本で一通り知ることができます。
この本は、スタッフ・選手などシティの全てにスポットライトが当たっています。
具体的に書かれている内容
・ペップ、アルテタなどのコーチングスタッフによる選手・戦術・チーム解説
・シティにその選手が補強された理由、ペップのバイエルン時代に遡って解説
・選手の練習中の姿と普段の姿の違い、チームでの立ち位置
・テクニカルスタッフが選手と仲良くできる理由
・ペップの指導によってシティでトッププレーヤーになっていけたわけ
スタッフが選手・戦術・チームについて詳しく解説
だから、内容がスッと頭に入ってきやすかった。
アルテタの解説が個人的には、一番わかりやすく感じました。
だからこそ、アーセナルにいってもこの人は成功するんじゃないかと思えましたよ。
なぜ、カイルウォーカーがスタメン落ちをしていた時期があったのか
デルフはなぜ放出されたのかなどものすごく詳しく書かれています。
優勝セレモニー後のスターリングとペップなどは、特に印象に残っていますよね。
このシーンについてもこの本では、ペップ自身がコメントしています。
優勝後も指導…?
— ディエゴ stay🏡(エントラ・フットボール) (@tickets_jpc) April 16, 2020
セレモニー後のペップとスターリングのやりとりを捉えたこのシーン
本を読むとあのやり取り
理解できました✨
「ペップ・シティ スーパーチームの設計図 」https://t.co/tPv6ZXflwo
シティは、普段は見えない面も本やビデオで知れるのは素敵👏
pic.twitter.com/ZaFRn2SLYI
選手について知ることが出来たこと
メディアがいかに私たちを洗脳しているかを知ることが出来ます。
イメージが全く一緒な選手も数人いるっちゃいますけれどね…。
先日このようなツイートをしました。
デブライネはたまに、熱くなる。
— ディエゴ stay🏡(エントラ・フットボール) (@tickets_jpc) April 12, 2020
これは、今読み進めてる本にも書いてありました。
でも、普段はものすごー大人しい人。
この時のデブライネはシルバしか、抑えられる人はいなかったとか。 https://t.co/AXb24hS9Ff
ペップ・シティ スーパーチームの設計図 pic.twitter.com/obR6mM0q05
しかし、デブライネが本当はこの姿と全く違うということがこの本には記載されています。
選手の性格やペップに指導されて変わっていった姿など
選手について知るだけではなく、ペップ就任後の変化も知ることができます。
スタッフについて知ることが出来たこと
皆さんは、この名前を聞いたことがありますか?
◆チキ・べギルスタイン ◆フェラン・ソリアーノ ◆ロレンツォ・ブエナベントゥラ
◆マルク・ボイシャサ ◆カルドゥーン・アル・ムバラク ◆マネル・エスティアルテ
◆ミケル・アルテタ ◆ドメネク・トレント ◆カルレス・プランチャルト
◆ブライアン・キット ◆ロドルフォ・ボレル
本に登場する一部スタッフの名前です。
この方々がいなければグアルディオラのチームは成り立たないということ。
トレーニング、戦術分析などの裏方の仕事がここまで細かく書かれています。
ペップが全て決めているように感じるシティですが
アーセナル戦では、アルテタ監督?がすでに実現していたように
スタッフを信頼しているのが強く感じられる内容となっています。
この本を読んでみた感想
読破してみて、All or Nothingより内容が濃かったと感じた。
ペップ就任までどれだけの苦労があったのか、住宅まで建ててしまうほどの就任条件だったのは驚き。
移籍交渉に関するところも書かれていて、パパラッチを避けるために取っている手段だったり
今シティにいるドイツからきた選手はバイエルン時代から動き出していたプロジェクトだったり
今のマンチェスターシティが何年前から作られてきたのかと想像すると物凄い長期プロジェクトが展開されているのだなと再認識させられました。
リヴァプールとのデッドヒートを繰り広げた18/19シーズンの舞台裏も知ることが出来ました。
ペップ・シティの歴史といったような表現が良さそう。
選手行きつけのレストランだったりも本の中では記載されており
マタのお店で、シティがパーティーしたこともあったそうで。笑
昨シーズンまでのシティを振り返るのにはとっても面白い一冊だと思います。
この本を読んでから、「マンチェスター・シティ対リヴァプール 18/19」
この試合を90分見返したり、過去の試合でも新しい情報を追加してからみると
凄まじく、面白く感じますね…!
Amazonで購入して、メルカリで売ればそんなにお金もかからないと思いますし
中断期間を利用して、シティを知ってみるのもいいかもしれませんね。
下に、本の購入を一応貼っておきました。こちらからすぐ購入できます。
All or Nothing再視聴もありだと思う。
AmazonPrimeビデオならば1ヶ月無料で楽しめますし、
この本並みにシティの裏側を視聴できます。これも再度見直したくなりました。